モバイルアーキ

トム・メイン(モーフォシス):近作を語る ―多様性に潜む可能性
Thom Mayne(Morphosis) Possibilities Within Multiplicities

10月22日(金)トステム財団主催の建築セミナーが行われた。 第三回を数えるセミナーは、初回ドミニク・ペロー(仏)、第二回ウルフD.プリックス(オーストリア) が講演を行った。
今年は、2005年プリツカー賞を受賞したトム・メイン氏が講演を行った。

モバイルアーキ編集部はその内部に潜入した。
ロサンゼルスをベースにモーフォシスを主宰するメインは、グローバルに活躍する国際的な建築家。 楽屋では、当編集部がプリツカー賞の特集号にサインをお願すると、快く応えてくれた。

講演は終始トムのスピーディーな説明に聴衆も集中を切らさず聞き入っていた。 質問コーナーでは、受けた質問に対して10分以上も応える丁寧さがトムの建築に対する思いが現われていた。ただあまりにも丁寧な説明なため質問は2問で終ってしまった。

しかしこの夜に集まった聴衆はトム・メインの魅力を存分に味わったに違いない。

撮影 エスエス企画 保坂・白井

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