いよいよあと１０日とせまった上海万博。
建築写真のエスエスグループでも３５以上のパビリオンの写真撮影を現在進めています。
- 上海万博のテーマは「Better City Better Life」。
直訳すれば「良い都市、良い生活」となりますが、
意味としては、「いい街つくって、いい生活しよう」という感じでしょうか。
以前建築ラッシュが続く中国において、これを契機に更に建築のレベル都市デザインのレベルが上がっていけば、と楽しみにしています。
万博会場は、上海市中心部と浦東国際空港の間ぐらい、上海市内からタクシーで３０分以内と便利な立地です。
ただし交通渋滞には注意。
万博開幕期間中には相当な渋滞が予想されますので、タクシーで空港に行く場合には余裕を持って移動することをお勧めします。
さて、下見を兼ねて万博会場へ...
会場は中国主催のメイン展示である１軸４館と各国主催のパビリオンで構成される浦東地区と民間パビリオンなどで構成される浦西地区と揚子江を挟み大きく２地区に分かれます。
- 浦東地区ではなんといってもニュースでもよく流れている中国テーマ館。
会場外からもよく見え、非常に分かりやすいデザインで上海のいたるところにイラストや模型が飾ってありました。
他にも見る角度により様々な表情を見せるテーマ館。
それぞれの部位が全てちょっとづつ角度を調整してあり写真を撮っていても非常に楽しい建築です。
また、はりねずみのようなイギリス館をはじめ浦東の各国パビリオンはどれも楽しいデザインで外を歩いているだけでも楽しめました。
さて、翌日は浦西地区へ...
浦西地区はテーマの「Better City Better Life」に沿って様々な建築テーマのパビリオンがあります。
中でも面白い試みが「ベストシティ実践区」。
上海、ロンドン、パリ、大阪など様々な都市がテーマに沿った住宅様式を提案。
緑化、太陽光をとりいれた意匠が多かったです。
まだ、内部は見ることができませんでしたが内部にはきっと最先端の住宅設備なども入ってくるのではないでしょうか。
あと、浦西地区の特徴は、旧工場地帯の特性を活かしたリノベーション物件が多いこと。
工場や倉庫などの基礎を活かしたリノベーション建築が多くあります。
これからの中国もこれら建築の多様性を取り入れた物件が増えてくることを期待して、これからも上海万博を楽しみたいと思います。
次回は、上海万博開幕特集号を予定しています。
開幕後は当社のプロカメラマンの撮影した写真も公開していきますので、楽しみにしてください。
エスエスグループでは、日本の各建材メーカー様、関連企業様より上海万博関連の写真撮影を承っております。
詳細・お問い合わせは 03-3719-1140 まで。
